いわゆるCLAMPワールドと言う世界を展開する作品のひとつ。
もちろん、マンガHOLICだけ読んでも十二分に楽しいけど、いくつかの作品を全部読むと、四月一日(わたぬき)の名前の理由からなにから、ぐっと深く読み込める。
残念なのは、四月一日がお店を引き継いだ後が、意外に早く最終回を迎えてしまったこと。
もっと長く続けられるだろうに、さくっと終わらせたみたい。
ネタバレを書くのは好きじゃないから、ネタバレにならない説明を。
あやかしに追われて四月一日がたどり着いたお店には、願いを叶える店主、悠子さんがいて、四月一日の願いはなかなかかなわないけど、いろんな人の願いを、思った通りではなく解決していく。
偶然じゃなく必然に物事が起こること、
言葉が重要なことなんかは、日常でも大切なことが書かれてる。
脇役のきつねのおでんやのこぎつねが最高にかわいい。