少年漫画としてはやや地味な印象を受けるリアリティ職業漫画ですが、「バクマン。」は、作中世界そのものは地味でありながら非常に面白いと人気の高い作品です。
作者は「DEATH NOTE」で有名な大場つぐみ氏と小畑健氏による合作で、週刊少年ジャンプに2008年から2012年まで連載されました。
バクマン。電子コミックは、2012年5月の時点で全18巻。
2010年10月からはテレビアニメ化され、NHK教育テレビジョンにて放映されており、2011年にはニンテンドーDSのソフトとしても発売されている人気ぶりです。
「バクマン。」の大きな特徴は、何といってもそのリアル志向です。
作中でも実在する雑誌社、編集者、漫画などが登場し、社会的な内容も含んでいます。
バクマン。電子コミックを読むと漫画家という職業や雑誌社における編集という仕事、アンケートシステムや掲載順等など、内部事情にかなり詳しくなれるはず。
「漫画家」という職業1つで様々なストーリーが展開していき、飽きの来ない作品です。
バクマン。電子コミックは、2011年の時点でその累計発行部数1000万部以上。
「地味な内容」と作者本人が評価しているにも関わらず、「DEATH NOTE」に劣らぬ人気となっています。