マカロニほうれん荘

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今から30年前に発表されたギャグ漫画「マカロニほうれん荘」は、「ドカベン」や「がきデカ」といった週刊少年チャンピオン最盛期の漫画です。

 

 

連載期間は1977年〜1979年で、マカロニほうれん荘電子コミックは単行本で全9巻、文庫本で全3巻。

 

1978年にはラジオドラマ化され、またテレビゲームやボードゲームといった関連商品も発売された人気漫画です。

 

 

マカロニほうれん荘電子コミックにわたって貫かれている基本的なストーリーは、主人公・沖田そうじが学園の落第生・金藤日陽と膝方歳三が引き起こす様々な騒動に巻き込まれる、というもの。

 

 

 

その際に毎回特撮作品のキャラクターなど様々なコスチュームに変身し、それに合わせて他のキャラクターも変身するといった、今では使い古されたギャグ漫画の手法が初めて使われた、当時としては画期的なギャグの表現方法が特徴です。

 

 

 

この後1980年代に登場した「ハイスクール奇面組」「ついでにとんちんかん」などはこの漫画の影響を受けているのでしょうね。

 

パロディ物のギャグが多く、今読むとイマイチ意味のわからないものもあるのですが、それにしても30年前に発表されたとは思えないほどの秀作。

 

当時を知る人も知らない人も、マカロニほうれん荘電子コミックを読破してみることをお勧めします。